救いのフルサポ、誰でもOK!阿弥陀様の約束がガチでヤバい件〜正信偈偈前の文〜

やっほー☆

これから正信偈しょうしんげっていう鎌倉時代に書かれた文章をギャルが解説していくよ!

その名も『アゲアゲ☆正信偈』!

ほら、仏教の話って真面目で固くて、正直おもしろくなさそうじゃんw?

だから、ギャルがテンションMAXで楽しく紹介したら楽しくなるかな〜って思ったの♪

初めて浄土真宗の教えについて知りたいなと思った人が、ざっくりと内容を知るのにピッタリだと思うから、ぜひついてきてね!

それじゃはじめるよ〜♪

親鸞聖人の代表作「教行信証」

あのね、私たちが普段読んでる「正信偈しょうしんげ」ってあるじゃん?

って、読んでないかw

ギャルだけど私は読んでるの!

あれね、「正信偈」だけがひとつの本になってるんじゃなくて、親鸞聖人しんらんしょうにんが書いた『教行信証きょうぎょうしんしょう』っていう本の中に入ってるのよ!

で、この『教行信証』ってさ、親鸞聖人の代表作で、

親鸞

浄土の教え・・・これマジで本物っしょ!

って証明しちゃってるわけ!

ヤバくない!?

だから、浄土真宗の教えの基本中の基本って感じなんだよ~!

でね、この『教行信証』ってめっちゃ分厚い本なんだけど、その中の「ぎょうの巻」の最後に「正信偈」が入ってるんだよ!

正式には正信念仏偈という

「正信偈」ってさ、正式には「正信念仏偈しょうしんねんぶつげ」って言うんだけど、これって「念仏の教えをガチで信じることをすすめる詩」って意味なのよ!

なんか、漢文で書かれてて、7文字で一句、全部で120句60行もあるんだって!

長っ!

でも親鸞聖人が超気合入れて作ったやつだからね~、マジリスペクト!

でさ、親鸞聖人が「正信偈」を作る前にね、

親鸞

お釈迦さまっていう超ヤバい先輩が言った、マジの言葉を頼りにしてこの詩を作ったんよ!

って言ってるの!

その前書きにあたる部分が、

おおよそ誓願について、真実の行信あり、また方便の行信あり

って始まる文なんだよね☆

この部分は、阿弥陀仏が立てた誓願には、本当マジの願い(真実の行信)と、人々を導くための手段的な願い(方便の行信)の2つがあるよっていう説明から始まってるんだよ!

で、その中でも「真実の行信」ってのがめっちゃ大事で、それは仏様がみんなを救うために選び抜いた、本気中の本気の願いだって言ってるわけ☆

だから、この正信偈の前書きは

親鸞

阿弥陀様の本願ってガチですごいんよ!

ってことを強調して、これから読む正信偈の内容にグッと引き込んでくれる、めっちゃ大事な部分なんだ♡

お経の中の阿弥陀仏のストーリー

お釈迦さまの言葉を残した「大無量寿経だいむりょうじゅきょう」ってお経でさ、阿弥陀如来あみだにょらいが「みんなを救いたい!」って願ってる話が出てくるんだけど、もうそれがお釈迦さまがガチで伝えたいことなんだって!

でね、次に「大祖の解釈に閲して」ってのは、インドとか中国とか日本の超エラいお坊さんたちが「大無量寿経」の教えをどう理解してるかって話を参考にしてるんだって!

だから、親鸞聖人は

親鸞

自分が勝手に決めたんじゃないんよ。

ちゃんとお釈迦さまの教えと、偉いパイセンたち(七高僧)の言葉に基づいて、この正信偈を作ったんよ!

って言ってるんだよね。

親鸞聖人って、自分の意見をドヤ顔で押し付けるんじゃなくて、ちゃんと先輩たちをリスペクトしてるんだよ~。

自分を凡夫であると見る目線

で、親鸞聖人ってさ、自分のことを「私ってバカで罪深い凡人」ってめっちゃ厳しく見てたんだよね!

煩悩具足ぼんのうぐそくの凡夫」っていうんだけど、欲や怒り、煩悩100%でできてるどうしようもない人間って意味。

でもね、そんなバカでどうしようもない自分を助けたいって思ってくれるのが、「大無量寿経だいむりょうじゅきょう」に出てくる阿弥陀如来の本願なんだって!

だから親鸞聖人、この教えを信じて、先輩たちの解釈にめっちゃ助けられて、お釈迦さまと阿弥陀仏の恩がマジで深いって信じられるようになったんだよ!

ウケる、感謝しすぎでしょ☆

だからさ、親鸞聖人は自分だけ信じるんじゃなくて、他の人にもこの仏様の深い恩を信じてもらいたくて、「正信偈」を作ったんだって!

もう親鸞聖人の愛が深すぎてヤバいよね!

教えすごい、パイセンすごいの心

「正信偈」はね、2つの部分に分かれてて、1つ目は「依経段えきょうだん」って言って、要するに「大無量寿経」の教えを「すごーい!」って褒めてるところだよね!

で、2つ目は「依釈段えしゃくだん」って言って、ここでは偉いお坊さんのパイセンたち一人ひとりの教えを紹介して、それぞれの徳を

親鸞

マジ尊敬っすわ・・・!

って褒めてるの!

だからさ、私たちが毎日「正信偈」を唱えるのは、バカでどうしようもない自分を認めつつ、親鸞聖人のオススメ通りにお経の内容とパイセンの言葉を「ヤバすぎ!」って褒め称えて、その恩に感謝するためなんだよね!

ウケる、感謝感激の嵐だよね!

 おほよそ誓願について真実の行信あり、また方便の行信あり。その真実の行の願は、諸仏称名の願(第十七願)なり。その真実の信の願は、至心信楽の願(第十八願)なり。これすなはち選択本願の行信なり。

その機はすなはち一切善悪大小凡愚なり。往生はすなはち難思議往生なり。仏土はすなはち報仏・報土なり。これすなはち誓願不可思議一実真如海なり。『大無量寿経』の宗致、他力真宗の正意なり。

 ここをもつて知恩報徳のために宗師(曇鸞)の釈(論註・上 五一)を披きたるにのたまはく、「それ菩薩は仏に帰す。孝子の父母に帰し、忠臣の君后に帰して、動静おのれにあらず、出没かならず由あるがごとし。恩を知りて徳を報ず、理よろしくまづ啓すべし。また所願軽からず。もし如来、威神を加したまはずは、まさになにをもつてか達せんとする。神力を乞加す、このゆゑに仰いで告ぐ」とのたまへり。

 しかれば大聖(釈尊)の真言に帰し、大祖の解釈に閲して、仏恩の深遠なるを信知して、「正信念仏偈」を作りていはく、

真宗聖典註釈版 P202