最短ルートは念仏!遠回りに見えて実は近道だった!|歎異抄第4条

やっほー☆

じゃあ歎異抄の第4条をギャル語で翻訳してみるね!

歎異抄 第4条 原文

まず、原文はこんな感じ♪

慈悲じひ聖道しょうじょう浄土じょうどのかはりめあり。

聖道しょうどう慈悲じひといふは、ものをあはれみ、かなしみ、はぐくむなり。

しかれども、おもふがごとくたすけとぐること、きはめてありがたし。

浄土の慈悲といふは、念仏して、いそぎぶつりて、大慈大悲心だいじだいひしんをもつて、おもふがごとく衆生しゅじょう利益りやくするをいふべきなり。

今生こんじょうに、いかにいとほし不便ふびんとおもふとも、存知ぞんじのごとくたすけがたければ、この慈悲始終じひしじゅうなし。

しかれば、念仏申すのみぞ、すゑとほりたる大慈悲心だいじひしんにてそうろふべきと云々うんぬん

叶音☆かのん

これをわかりやすく訳してみるね♡

ギャル訳-第4条-

まず、「慈悲」ってのは、人を助けたいって気持ちなんだけど、それにも2つのタイプがあるの!

自力の慈悲っていうのは、自分の力で人をかわいそうって思ったり、助けてあげようって感じること。

でもね、それって思うようにうまくいかないことが多くて、助けきれないんだよね〜。

でも、他力の慈悲っていうのは、阿弥陀様にお願いして念仏を唱えることで、まず自分が仏になるの!

そしたら、めっちゃパワーアップして、大きな慈悲の心を持って、もっといろんな人を助けられるようになるんだよ♡

阿弥陀様の力で、早くて確実に仏になれるから、こっちの方が超効率的ってこと!

だから、凡人の私たちがどれだけ「助けたい〜」って思っても、限界があるし、自力の慈悲って途中で終わっちゃうことが多いわけ。

だから、念仏を唱えることこそが、本当の意味での大きな慈悲だよ!ってことを言ってるの♪

結局、阿弥陀様に頼って、まずは自分が仏になるのが一番の近道ってことだね

こんな感じのことを言ってるよ!

叶音☆かのん

「早く仏になって、みんなを助けなきゃ!」っていう大事なミッションをクリアできるのは、ズバリ浄土門しかないの!

「今すぐ仏になるんじゃなくて、この命が終わった後に浄土で仏になるなんて、なんか遠回りじゃない?」って思うかもだけど、実は全然違うのよ♡

自力でやろうとする聖道門の慈悲って、思った通りにいかなくて、結局途中で止まっちゃうことが多いんだよね〜。

だから、ほんとに急いで人を助けたいなら、念仏を唱えて「浄土に行きたい!」って願うのが一番早くて確実な道なの!

結果的に、これが近道だったんだよ〜ってことなんだよね♡

じゃあ次は歎異抄第5条をわかりやすくするね!